シュラフ(寝袋)の選び方|モンベル「ダウンハガー800#2」はトレッキングキャンプの必需品

トレッキングキャンプ

山を登り、標高の高い場所にテントを張るトレッキングキャンプにおいて最も大事なアイテムは「シュラフ(寝袋)」です。

テントは風を防いではくれますが、断熱性は期待できません。

寒い夜に体を守ってくれる最後の手段が「シュラフ」。だから最重要アイテムなんです。

たとえ真冬にキャンプをしない人でも10月や4月でも寒くて夜眠れなかった経験を持つ人は多いはずです。

私もその一人です。

10月のキャンプで命の危険を感じたことがあり、シュラフの大切さを思い知りました。

もうひとつ、トレッキングキャンプの荷物の中でもテントと並んで大きくかさばるアイテムでもあります。

つまりシュラフには軽量、コンパクトであることが求められます。

でもシュラフって種類も多いし、性能や価格もピンキリで選び方がわからない人も多いと思います。

モンベル シュラフ 売り場

しかし、それほど高い山に登らないトレッキングキャンプで必要なシュラフは、性能、品質と価格のバランスから考えると「モンベルのダウンハガー」一択だと思います。

モンベル ダウンハガー800#2 をおすすめする理由

信頼のブランド「モンベル」の商品だから

トレッキングキャンプの主要なアイテムはモンベルで揃えれば間違いありません。

モンベルは言わずと知れたアウトドア用品のトップメーカーです。

どちらかというと登山用品のイメージが強いのですが、キャンプ用品や自転車用品などアウトドアにまつわるほぼ全ての商品がそろっています。

機能美と軽量、迅速がコンセプトということもあり、トレッキングキャンプには最適のショップです。

キャンプチェアの「ヘリノックス」も韓国のメーカーですが、日本ではモンベルが販売しています。

主要な駅前には店舗があり、アウトドアに精通した店員さんが商品について丁寧に説明してくれます。

年会費1500円でモンベル会員になれば、買い物するたびにモンベルポイント(1年目は5%、2年目から6%)がつき、会報誌や総合カタログが送ってもらえます。オンラインショップで商品を購入した時の送料も無料になるので、絶対入会すべきです。

軽量、コンパクトでありながら冬キャンプ対応だから

私も使っているダウンハガー800#2はパッケージに収納すると、長さが35センチ、直径14センチ程度になるので非常にコンパクト。

ダウンなので、重量も677gで超軽量です。

そのダウンですが、「EXダウン」といって、厳冬期の冷え込みが厳しく、寒暖差の激しい自然環境で育てられた水鳥から採取されるダウンのみを使用しているそうです。

つまり冬キャンプにすら使用できる保温性能だということです。

本州の春、秋キャンプに「ちょうどいい」の”少し上”の性能だから

私の住んでいる大阪でも、標高500m〜1,000mくらいのキャンプエリアだと、春と秋でも気温が10℃前後になります。

天候にもよりますが、夜間の最低温度は5℃くらいまで下がることもあります。

シュラフには「快適温度」と「使用可能温度」の表示があります。

標高が高く、天候も変わりやすいトレッキングキャンプのシュラフとしては、5〜10℃よりも少し寒くても快適に眠れる”少し上”の性能がとても重要なんです。

モンベル ダウンハガー800#2の性能と使用感

全てのシュラフにはこの写真のように国際規格ISOで定められた試験による快適温度と使用可能温度が表示されています。

シュラフの性能の見かたとダウンハガー800#2の性能

このダウンハガー800#2は、快適温度が0使用可能温度が-6なので、性能は春、秋のキャンプに「ちょうどいい」の”少し上”です。

ちなみに一番右に書いてある-23℃は「極限温度」といって、一般的な女性が膝を抱えて丸くなって6時間耐えることができる温度だそうです。これはひとまず無視しましょう。

さらにこのダウンハガーは、スーパースパイラルストレッチシステムという構造をしているため、繊維の伸縮率が大きく、姿勢にそって形が変わるので快眠を妨げません。

この伸縮率って、実はシュラフにとって非常に重要なポイントなんです。

ダウンハガー800#2を実際に秋キャンプで使った感想

3月と11月の山キャンプ(標高700mくらい)で使用しました。

気温はどちらも夜間は10℃以下でしたが、非常に快適に眠れました。

少し暑いくらいなので、中ではほぼ下着で寝ていました。

とても軽くて、大きく伸縮するので姿勢も変えやすかったです。

さらに下の写真にあるように首元に隙間ができにくい配慮まであって効果的でした。

ファスナーもさすがのYKK製なので、しっかりしていて生地を噛んだりもありません。

結果、一言でいうと大満足ですね。

これからも全てのキャンプに持っていくことになると思います。

保管用の大袋に収納

家に帰ったら、ダウンが潰れてしまわないよう、モンベルもらった付属の布袋に入れて乾燥させます。

シュラフは数あるキャンプ道具の中でもお金をかける価値のあるアイテムです。

軽くて暖かいダウンを選びましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました